「フードドライブ」をご存知ですか?
これは、家庭で余っている食べ物を職場や学校などに持ち寄りそれらをまとめて地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付する活動です。
日本ではあまり知られていない活動でしたが、ここ数年認知が高まり、様々な場所でフードドライブ活動を見聞きするようになりました。食品棚に眠ったままの「モッタイナイ」食品を、「ありがとう」に変えられる、誰でも参加可能なボランティア活動です。
今回シミック・アッシュフィールドが行ったフードドライブは、親会社の1つであるAshfieldがグローバルで行う社会貢献活動の一環として実施されたものでした。
社員が各家庭から少しずつ食品を持ち寄ったほか、食品の寄付先であるフードバンク「NPOセカンドハーベスト・ジャパン」の新しい支援の方法として、古本の収集も行いました。
集められたアイテムは総計で273アイテム。
食品はセカンドハーベスト・ジャパンに送り、様々な活動に役立てられます。
また古本については、古本リユースを活用したファンドレイジングサービスである「チャリボン」を通じ、その買取り額がセカンドハーベスト・ジャパンの活動支援に寄付されます。
食べることは、健やかな生活の基礎となるものです。しかし、日本においても食に関する困窮に直面している方がいらっしゃいます。
今回のフードドライブ活動はささやかな取り組みですが、これからも事業を通じた社会貢献だけでなく、できることを、可能な範囲で取り組んでまいります。
《ご存知ですか》
■日本は先進国にも関わらず、6人に1人(約2000万人)が貧困線以下で暮らしています。
■日本では1年間に500~800万トン(年間の米生産量が839トン)の食品ロスが発生しています。
■今回シミック・アッシュフィールドで実施した食品の寄付・古本の寄付は、個人でも行うことができます。
特定非営利活動法人(NPO)セカンドハーベスト・ジャパン
http://2hj.org/