12月5日は、国際ボランティアデーでした。
これはボランティアの意義を認知し、さらに推進することを目的として1985年に国際連合により定められたもので、毎年さまざまなイベントやボランティア活動が世界各地で開催されています。
シミック・アッシュフィールド本社のある浜松町ビルディングでも、社会貢献活動が実施され、シミックグループも他の企業様とともに参加しました。
シミックグループは2016年よりRDD(世界 希少・難治性疾患の日)の趣旨に賛同し活動を応援していることから、希少・難治性疾患に関する展示とセミナーの企画・運営を行いました。

希少・難治性疾患(レアディジーズ・Rare Disease)とは、患者数が少ないことや病気のメカニズムが複雑なことなどから、治療・創薬の研究が進まない疾患のことをさします。取り巻く課題はさまざまですが、レアディジーズについて「知る」ことは認知を高め、課題解決の第一歩となる社会貢献活動なのです。
セミナーでは、「人として、父として」というタイトルで、希少疾患の診断を受け、現在シミックグループで共に働いている社員の方が登壇しました。
希少・難治性疾患の話、と聞くと構えてしまいがちですが、診断が確定する前から現在までの経過、そして今思うことや家族のことを、明るく、時折ユーモアを交えながらお話いただき、約150名の参加者はその内容に引き込まれました。
日々の生活を繰り返す中で忘れてしまっていた大切なこと、
「一日一日を大切に生きる」
というメッセージはとても印象的でした。これは病気がある・ないにかかわらないことです。
職場でも、地域でも、希少・難治性疾患の患者さんは、実はあなたの身近な存在です。
今後もシミック・アッシュフィールドではシミックグループとともに、「知る」社会貢献活動を拡げ、RDDを支援する活動を行ってまいります。
なお、浜松町ビルディング全体で行うRDDに向けた活動発信の特設サイトが公開中です。
RDDを知るための情報掲載だけでなく、2月のRDDに向けた「フォトモザイクアートプロジェクト」も開催しています。
ご覧いただき、ぜひご家族やご友人にもRDDやフォトモザイクアートプロジェクトについて情報の共有をお願いいたします。
http://www.rddhamasmile.com/
RDD:世界 希少・難治性疾患の日(Rare Disease Day)
より良い診断や治療による希少・難治性疾患の患者さんの生活の質の向上を目指して、スウェーデンで2008年2月29日に世界で初めて開催されました。うるう年の2月29日は“希少”であるため、この日がRDDにされました。日本でもRDDの趣旨に賛同し、2010年からイベントが開催されています。全国各地のイベントが、患者さんと社会をつなぐ架け橋となり、希少・難治性疾患の認知度向上のきっかけとなることが期待されます。
RDD Japan 2019公式サイト
https://rddjapan.info/2019/