こんにちは。採用ブログ編集部員のアメリです。
製薬・医療業界は、科学技術の進歩に加えてデータ活用やAI技術の発展により、働き方や求められる価値が大きく変わりつつあります。CSOやMRの仕事に興味を持ってくださった中には「将来性は?」「未経験からでも挑戦できる?」と疑問を抱いている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんな疑問にお答えすべく、2026年4月1日に社長へ就任した中根英仁さんへインタビューを行いました。医薬品を扱うMRの「やりがい」と「未来」、どんな方がMRに向いているのかまで、実体験も交えて正直に語ってもらいました。
医療に関わる仕事に興味がある方、次のキャリアを考えている皆さまに読んでいただきたい内容です。
話者:中根 英仁さん(社長執行役員CEO)
国内外の製薬企業で戦略立案・組織運営などに携わり、複数の部門・機能をつなぐ役割も経験。CSOの経営は初挑戦で、本人も「チャレンジャー」と語ります。
製薬・医療の業界で働くためには何が必要だとお考えですか?
中根さん
こつこつ勉強を続けることですかね。
少し大げさに聞こえるかもしれませんが、医薬品というのは患者さんご本人やご家族の人生を変えてしまうぐらいインパクトがあるものです。使用すれば効果がある一方で副作用もあります。
だからこそ、扱う側は医薬品についてふさわしい認識を持ち、正しく理解する必要がありますし、常に学びは欠かせません。
やはりMRは難しい仕事なんでしょうか
中根さん
今、デジタルなどのテクノロジー全般、そしてライフサイエンスの大きな進歩によって、これまでに無かった医薬品や技術がどんどん生みだされています。
MRが取り扱う情報・データの複雑さも増していますから、知識の習得やアップデートに難しさを感じる場面は当然あるはずです。ただ、それに見合うだけのやりがいが得られる仕事だとも思っています。
MRに向いているのはどういった方だと思いますか?
中根さん
最も大事なのは、自分を取り繕うのではなく、誠実に向き合い、努力を継続する姿勢だと思っています。誰だって最初は右も左もわからないもので、初めから何でも出来る人はいません。
医療の現場での主役は患者さんで、その患者が少しでもよりよいベネフィットが得られるように日々必死で取り組まれているのが医療従事者の方々であることを考えると、知識の量だけではなく、仕事への向き合い方・姿勢が問われる場面が多くあります。地道に努力を積み重ることが信頼関係の構築に繋がると思います。
新しい業界への挑戦に不安を解消するにはどうしたら良いでしょうか
中根さん
不安に思うのは自然なことです。だからと言って、自分は勉強が苦手だから、要領がよくないからと諦めてほしくはないですね。
完璧な人間である必要はありません。私が一緒に働きたいのは、目の前の仕事へ誠実に、真摯に向き合える方です。シミック・イニジオでは勇気を持って挑戦してくれた方々を全力でサポートする体制を用意しています。研修を経て、たくさんの先輩が未経験からMR認定資格を取得して活躍していますから、安心して挑戦してください。
MRのやりがいについて教えてください
中根さん
一番のやりがいを感じたのは、患者さんの人生に関わる仕事だと実感できた時ですね。
MRが患者さんと直で接する機会はあまりないのですが、病院の先生方からフィードバックを受け取ることはできます。「薬を服用することで症状が治り、日常生活で今まで出来なかったことが出来るようになった」とか「友達と一緒にスポーツを楽しめるようになり気持ちがポジティブになった」とか、そういったお話を聞くたびに、大きな原動力になりました。
私がMRとして働いていたのは新卒で入社してから5、6年の期間ですが、長い年月が経った今でも当時の感動や喜びは覚えています。
AIなど新しい技術が発展する中でMRという仕事の未来をどう見ていますか
中根さん
AIは急速に進歩していますから、今MRがやっている仕事の中でもAIで代替する部分は出てくると思います。AIによる仕事の代替はMRだけに限ったことではないのもご承知の通りですが・・・。ただ、MRの総数が減少傾向にあることもまた事実であり、そういった面で将来を不安視する方もいらっしゃるかと思います。その減少の背景には、これまでMRという仕事に求められていたものと、現在そして未来において求められるものの変化があります。
では、これからのMRには何が求められるのか。それはAIが台頭してくる中でも必要とされるMR像を突き詰めていくことだと考えています。医療の現場と製薬企業の間で行われるコミュニケーションのインターフェースとなるMRには、単なる情報・データの受け渡しだけではなく、医療機関で働く様々な医療従事者の感情や考え、各医療機関の特性への理解などが必要不可欠だと思います。
未経験からMRを目指すにあたり、異業種の経験を活かすことはできますか?
中根さん
もちろんです。別の業界で培った経験や、その仕事を通じて得た考え方は、ぜひ大切にしてください。新しいビジネスを始めるためにも、現在のビジネスをより成熟させるためにも、多角的な意見が必要です。医薬品を取り扱うという性質上、制約も多い業界ではありますが、臆さずに提案していただけたら嬉しいです。
ここまで読んでくださった方へメッセージをお願いします
中根さん
製薬・医療の業界は、科学の最先端に触れながら働くことができる、非常にダイナミックで魅力的な世界です。当社は先発品(新薬)を扱う製薬企業を中心に多くの会社とお取引があり、プロジェクトの数も豊富です。MRとして入社し、経験を積んで別の職種へチャレンジする方もいます。自分の可能性を追求したい方にはピッタリの会社だと思います。
私自身、CSOの経営は初めての経験なので、ある意味で未経験で入社する方々と同じ“チャレンジャー”とも言える立場です。既成概念にとらわれず、常に新しい視点を持ち、皆さんと共にシミック・イニジオを作っていきたいです。
社長執行役員CEO 中根英仁さんのインタビューをお送りしました。
製薬・医療の業界に長く身を置く中根さんならではの視点で語るMR観はいかがでしたか?
「難しそうだけど、それ以上に魅力的な仕事」だと、感じていただけたら嬉しいです。
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